2023-05-14

●今日はニュースレターを2通発行。

TAZNのタロット練習会を開催します! 練習会のお知らせ。

リーディングの言葉を豊かに! カードを比喩するテクニック こちらは先日のタロットサークルzoom会でちょっとお話したことをもう少し詳細に。

記事では「カード以外のもの何でも」と書いた。タロット以外の象徴体系のシンボルと、でもいいので、「皇帝は占星術だと牡羊座に対応している(のはなぜ? どこが共通点なの?)」を考えるのもこのトレーニングの一種になる。サビアンのワークも自分にとっては結局のところこれ。

●タロット練習会、最初のはもう来週と、直前のご連絡になってしまったため、参加者さん集まってくださるかしら心配。

●noteでスプレッドの体験記事を書いてくださった方がいて、とても素晴らしい記事。

「○○さえあれば」の幻想から抜け出す! 「あなたの幸せに関係ない3つのもの」スプレッドやってみた

こういう風に役立ててくださってありがたい。

●noteのスプレッド記事はたまにひっぱり出してくださる方がいる。こういうところにアーカイブ的に置いておくのもいいのだと思う。twitterにしかないスプレッドがいっぱいある。ゾ占いのスプレッドとか。

が、noteの頃のスプレッドと、ゾ占いの頃のスプレッドでは、「普遍的に活用できるかできないか」に違いがあるかもしれない、という気もしている。ゾ占いの方は「毎日作る」が主になっちゃって、クオリティとしては低いものもいっぱいあるかもしれない。

全体的に見直して、どれが「刺さる」スプレッドなのかをチョイスしていくのもいいかも。

●映画「nope」を見た。大変素晴らしかった。語りたくなる映画だが、ネタバレになるので隠します。ネタバレしない方がいいタイプの映画です。

以下ネタバレ

・冒頭から、父親の死の要因を非常に切り詰めたショットの連続でのみ語る、というクオリティの高さに期待が高まる。

・「世界初の映画(マイブリッジ)の主人公は馬と黒人、私達はその子孫!」というエムのプチネタ披露がその後のテーマにも深く関わっていく。ラストのゲートの中にいる馬に乗ったOJの図、フレームで切り取られている。停電しちゃうから手回しカメラで、というのもマイブリッジとつながる。エイリアンが最後に四角い器官を連続して噴出する姿も、フレームとフレームの連続性を示唆している? 井戸のカメラで連続撮影するのも、繰り返される「映画はコマの連続」モチーフの一つ。

・猿のゴーディのエピソード。90年代に放映されていた、本物のチンパンジーが出演する家族ものシットコムで、猿がブチ切れて出演者を襲撃・惨殺する。なぜ、白人一家に一人だけアジア人の子供がいる設定なのか? なぜその子だけが襲われなかったのか? なぜ猿とアジア人の子供が最後にグータッチしそうになったのか? なぜグーがタッチする直前に猿は射殺されるのか? なぜその子役は大人になってから、動物を見世物にした悲劇を自ら繰り返してしまうのか?

・アジア人(=猿/イエローモンキー)という人種差別への問題意識が重ねられているけれども、単にそれだけでは考察しきれない、一筋縄ではいかない感じがすごい。グータッチしちゃってたら本当に猿の仲間じゃん、でもその直前で猿が射殺されたから人間に踏みとどまれてヨカッタね、という邪悪なフカヨミもしてしまう。人間に踏みとどまれたから、結局大人になってから(宇宙)動物を見世物にして襲撃される、という繰り返しをしてしまうのか?(猿に襲われなかったから宇宙生物にも襲われない、という自負があった?)

・そして大人になってからその番組や事件について豪華な隠し資料室まで作っている。この事件がある種の輝かしい思い出みたいにもなっているように見える。トラウマになり、なかったことにしたくなってもおかしくない事件なのに。事件について思い出しているときのスティーブン・ユァンの表情・・・!

自分は「トレマーズ」も思い出しました。


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