乙女座10度「影の向こう側を見渡す二つの頭」

二つの頭とは、心の中にある物事の二つの側面です。影とはこの二つが引き起こす対立や葛藤です。しかしこの対立が、一つの現実を互いに補いあっているものだと気付くことができれば、影の向こうにある創造的な統一を見れるようになります。物事の片面だけ光を当てると反対側には影ができますが、両方の側面から光を当てれば、思考が立体的になり影を超越できるのです。この立体的な思考は、一方では知的な才能を、もう一方では実用的なセンスを与えます。

9度の画家は過去の様式を否定して未来を目指しましたが、それは10度においては一つの頭を捨ててもう一つの頭だけで見る行為だと言えます。10度では9度で反発したものと突き詰めたものは相補的な関係にあると認識します。

この度数では、反発的に二つに分かれて見えるものでも、その共通の目的を見いだし正確さと効率性を取り出そうとしています。

スプレッド

1.頭
2.頭
3.影
4.向こう側

二枚の頭カードは、一つの現実の相補的側面を示します。

影は、その二つが引き起こす葛藤や対立です。

向こう側は、影を超えた二つの頭の創造的な統一です。

リーディング結果

1.頭:カップ10
2.頭:ペンタ8
3.影:ペンタ4
4.向こう側:カップ3

カップ10の頭、みんなで仲良く楽しいグループ。

カップ8の頭、高い経済性、高い技術力。

その葛藤となる影はペンタ4。楽しくやるか価値を結晶化させるか、という対立によって、とりあえず現状維持!みたいに動きがなくなっている。ペンタ同士なのでペンタ8の頭が優勢。

向こう側が逆位置で、統合がうまくいっていないように感じます。カップの3逆、統合されれば感情が豊かに膨らんでいく。しかしそれは現状維持という影にいまだ覆い隠されている。3逆と4、というのも統合を影が阻んでいる様子に感じられます。カップとペンタをどう統合するか?

みなさんのカード

本日もトライありがとうございます!

1度

6度

7度

8度

9度

サビアンシンボルからタロットのスプレッドやワークを作っています。「そのサビアンシンボルの意味を探る」のではなく、「その度数におけるその人の発達の状態」を読み解く取り組みです。しかし個人の発達状態を通じてサビアンシンボルの元型を透かし見ることもできるかもしれません。
参考にしているのはサビアン研究会での学びと、ルディア「An Astrological Mandala」「The Astrology of Personality」、ジョーンズ「The Sabian Symbol In Astrology」。

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TAZN

タロット占いのご相談を受ける傍ら、タロットを使った魔術的ワークや自己探求のためのスプレッドを開発。 リーディングのコーチとしても活動。実践・研究の場「TAZNのタロットサークル」主催。 ゾンビタロットの使い手。 (TAZNのワークをイベントなどで使用したい場合はご一報ください)