このダンスレッスンは、5歳児が自分勝手な振り付けで踊っているのではなく、伝統的な様式に沿った踊りのレッスンです。振り付けのスタイルや型があり、それに合わせて自分の身体を動かすことを要求されます。そうした型を通じて、子供は自分の感情や能力を表現することを学ぶよう期待されています。
6度は自分で制御できない周期性と活気ある感情の浮き沈みパターンをダイナミックに受け止め、それをデモンストレーションしました。7度ではある環境に運命的に捕らわれている一方で、その環境の中心に対し働き掛けることもできました。8度も伝統的な振り付けに縛られているという点では6、7度の受動性と共通していますが、ダンスはパターンに従いつつも、自発的に自分の身体を動かさなければなりません。メリーゴーランドの動きに身を任せきったり、スルタンが来るのを待つのではない能動性が加わります。これが習得できれば、今度は自分の身体がメリーゴーランドを体現し、スルタンに変わって自分が中心となれるかもしれません。
これは初めてのダンスレッスンであり、新しい意識が開かれています。まだ見ぬ完成に向けて、いつまでも初心を忘れず励み続ける度数と言えそうです。
スプレッド
1.ダンスレッスン
このカードは、伝統的様式に従った、自己誘発的、能動的運動の要求です。こういうパターンに沿ってあなたは自発的に動き、完成を目指して新たに始めなさい、というリクエストとして読んでみます。
リーディング結果
1.ダンスレッスン:ソード9
思考に関する伝統的様式があり、それに沿って自発的に考え続けることを要求されている。ある考え方のパターンは提示されているけど、その答えはなく、さあ答えに向けて思考を運動させなさい、というリクエスト。
みなさんのカード
本日もトライありがとうございます!
6度
5度
サビアンシンボルからタロットのスプレッドやワークを作っています。「そのサビアンシンボルの意味を探る」のではなく、「その度数におけるその人の発達の状態」を読み解く取り組みです。しかし個人の発達状態を通じてサビアンシンボルの元型を透かし見ることもできるかもしれません。
参考にしているのはサビアン研究会での学びと、ルディア「An Astrological Mandala」「The Astrology of Personality」、ジョーンズ「The Sabian Symbol In Astrology」。
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