乙女座1度「ポートレートには、男性の頭部の重要な特徴が芸術的に強調されている」

ある人物の特徴がポートレイトにははっきりと視覚化されています。その人物の頭の全体像の中で「ああ、これはこの人らしいなあ」と感じられる特徴が捉えられ、表現されています。この度数には、状況や自分自身を全体像として捉え、顕著な特徴を識別することでその意味を発見する、という象徴が含まれています。

特徴の識別とは、人や状況が他のものといかに「違う」のか、という分析によって行われます。残念ながらこの違いはしばしば誇張されがちですが、識別とは違いの分析だけでなく、直感によってもたらされるものも重要になります。識別には分析と直感の両方が含まれるのです。

これは「自分が見たものをどう識別し意味を発見するか」という観点からの説明ですが、この度数はもう一つ、「自分の持つ意味をどうキャラクターとして自分自身に描き出すのか」という観点から見ることもできます。

人物の特徴とは、外面的に現れてくるキャラクター(人格や気質)のことですが、それはその人が内面的に受け入れた責任や野心を通じて外に現れたものでもあります。つまり「私はこういう責任/野心を引き受ける」という意識がビジョンを明確にし、それによってその人の外に現れてくるキャラクターもはっきりしたものになっていくのです。責任や野心がはっきりしなければ、その人のキャラクターもあいまいなもの、無自覚なものになります。これは乙女座の訓練と再訓練のプロセスの始まりです。

獅子座30度の手紙でその人のすべてが具体的なかたちを得てオープンになりました。乙女座1度では全公開されたものの中からはっきりとした特徴を取り出していく作業が行われているのかもしれません。

スプレッド

1.ポートレート

このカードは、その人が状況の意味を発見するためにどうやって分析と直感による識別を行っているのかを示します。同時に、その人が受容した責任/野心を通じて外面に現れるキャラクターとしても読みます。

リーディング結果

1.ポートレート:審判逆

このカードの逆位置の受け取り方はいくつかありそうですが、「まだ分析や直感による識別ができていない」とか「はっきりしたキャラクターが現れてきていない」というのがしっくり来るように感じます。

審判の逆は、まだ潜在的な識別能力、世の中の革命的な部分を特徴として見る分析と直感となり、また革命的な責任と野心を持つことで現れてくる革命児的キャラクター、と読めます。

あるいはまた別の受け取り方で、逆位置的な意味合いにおいて識別し、キャラクターが現れている、と受け取ることもできます。状況の非・革命的な部分の特徴だけを識別し、どんでん返しを起こさない責任により現状維持的なキャラクターが現れている。

みなさんのカード

本日もトライありがとうございます!

獅子座28度

獅子座30度

獅子座29度

サビアンシンボルからタロットのスプレッドやワークを作っています。「そのサビアンシンボルの意味を探る」のではなく、「その度数におけるその人の発達の状態」を読み解く取り組みです。しかし個人の発達状態を通じてサビアンシンボルの元型を透かし見ることもできるかもしれません。
参考にしているのはサビアン研究会での学びと、ルディア「An Astrological Mandala」「The Astrology of Personality」、ジョーンズ「The Sabian Symbol In Astrology」。

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TAZN

タロット占いのご相談を受ける傍ら、タロットを使った魔術的ワークや自己探求のためのスプレッドを開発。 リーディングのコーチとしても活動。実践・研究の場「TAZNのタロットサークル」主催。 ゾンビタロットの使い手。 (TAZNのワークをイベントなどで使用したい場合はご一報ください)