獅子座28度「大きな木の枝にいるたくさんの小鳥」

大きな木がどっしり根を張り、不動のものとしてあるのに対し、小鳥たちの群れはもっと目まぐるしく飛び立ったり止まったりと軽やかに移り変わり、集うものです。大きな木は永続性、鳥たちは日常性を表し、ここではその関係性が描かれています。

また小鳥たちは多種多様なインスピレーションや可能性の象徴であり、大きな木は彼らを受け入れることでその可能性に開かれています。それは非常にエキサイティングなことですが、同時に圧倒的な可能性に混乱が生じる場合もあります。

26度の虹で天と地につながりが交わされ、それによって27度の夜明けでは、日常的な変化のサイクルによっていつでも新しく始まることができると示されました。28度ではその実際の日常性にフォーカスが当たっています。

28度は次のサインへの突破口が開かれます。ここでは次の乙女座の要素が入ってきますが、これまで獅子座が身に付けてきた力は大きな木として、乙女座の日常的な細々とした可能性が小鳥たちとして描かれています。そうした小鳥たちを枝に迎え入れる開かれた木として、獅子座の存在感が発揮されています。

獅子座11度ブランコでも、大きな樫の木とその枝が登場しました。そのとき木は人類の偉大な伝統、枝はその支流の一つでした。ここでも大木から支流としての枝が分かれていき、その枝にさらに細分化され移り変わりの激しい可能性である小鳥たちが止まりに来ています。

木から見たら小鳥たちは無限に変化する軽やかな喜びとの関係性であり、小鳥から見れば木は自分たちのよりどころとして集える永続的な方向性となります。

スプレッド

1.大きな木
2.枝
3.たくさんの小鳥

大きな木は永続的な方向性と、小鳥たちをとまらせる開放性とそれによる自己重要感です。

枝はその支流の一つ。

たくさんの小鳥は、より日常的な、混乱するほどの多種多様のインスピレーションや可能性を示します。

リーディング結果

1.大きな木:ワンドクイーン逆
2.枝:カップ3
3.たくさんの小鳥:力

ワンドクイーン逆の木、気力がない永続的な方向性。木としては、もう自分が活発に活動するという気はない様子。

カップ3の枝、ここでは小鳥たちとの楽しみがありそう。枝が楽しくしているから小鳥もとまりに来るのかもしれません。

小鳥たちは力。粘り強く自制された多種多様の可能性。ゾンビタロットの絵だとこれは銃弾をたくさんまとめて箱詰めにしており、「そのままだとバラバラになってしまうものを集約しまとめる力」とも読めるのですが、たくさんのバラバラな小鳥たちがまとまってここにいる様子も感じられます。

みなさんのカード

本日もトライありがとうございます!

26度

27度

サビアンシンボルからタロットのスプレッドやワークを作っています。「そのサビアンシンボルの意味を探る」のではなく、「その度数におけるその人の発達の状態」を読み解く取り組みです。しかし個人の発達状態を通じてサビアンシンボルの元型を透かし見ることもできるかもしれません。
参考にしているのはサビアン研究会での学びと、ルディア「An Astrological Mandala」「The Astrology of Personality」、ジョーンズ「The Sabian Symbol In Astrology」。

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TAZN

タロット占いのご相談を受ける傍ら、タロットを使った魔術的ワークや自己探求のためのスプレッドを開発。 リーディングのコーチとしても活動。実践・研究の場「TAZNのタロットサークル」主催。 ゾンビタロットの使い手。 (TAZNのワークをイベントなどで使用したい場合はご一報ください)