獅子座26度「激しい嵐の後の虹」

もうこれ以上嵐による破壊は行われないと保証する虹が出ています。聖書では虹は、大洪水のあとノアと神が交わした契約の印として、神が雲の中に置いたものです。これは天と地の間に開かれたコミュニケーションを示しています。

嵐を乗り越えた人は虹に自分の中の神性を見て、それと対面しています。「地上の私」と「天の私」という二人の私の存在の間につながりができており、そのリンクがあるからこそ、地上の私は天や自然からのバックアップを受けて活動ができます。

これは25度のラクダが、過酷な環境でも耐久力を持って活動できていたことの理由を示していると考えることもできます。

16度でも嵐の後の光景があり、太陽の光がすべての自然へ平等に降り注いでいました。26度では嵐の後の天と地のリンクが描かれています。

牡牛座4度でも虹とそのふもとにある金の壺が登場しました。壺は虹からの富を受け取るものでしたが、獅子座26度では天と地のつながりの方に重点が置かれています。

スプレッド

1.嵐
2.虹

嵐はすでに乗り越えた破壊力です。

虹はもう嵐が起こらないことの保証であり、自己の神性とのつながりを表しています。

リーディング結果

1.嵐:カップ7
2.虹:ワンド4

カップ7の嵐、感受性が強すぎるあまりの破壊力、感情的な混乱。夢や希望でもあるが、まだ実現していない可能性が心にあふれすぎて破壊的になっていた、そんな嵐を乗り越えた。

ワンド4の虹、情熱の安定化によって、もう嵐は起こらないと保証されている。存在そのものの安定感でもあり、それは自己の神性とのリンクがあるから。祝福のつながりでもある。

ワンド4は獅子座の間に何度か逆位置で登場していて、ついにここで正位置となりました。

みなさんのカード

本日もトライありがとうございます!

25度

サビアンシンボルからタロットのスプレッドやワークを作っています。「そのサビアンシンボルの意味を探る」のではなく、「その度数におけるその人の発達の状態」を読み解く取り組みです。しかし個人の発達状態を通じてサビアンシンボルの元型を透かし見ることもできるかもしれません。
参考にしているのはサビアン研究会での学びと、ルディア「An Astrological Mandala」「The Astrology of Personality」、ジョーンズ「The Sabian Symbol In Astrology」。


コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です