天秤座4度「キャンプファイヤーを囲んで霊的な親交に座る若い人々の集団」

若者たちは新しい価値観を直観し、未開の道へと踏み入っていく衝動を持っています。キャンプファイヤーを囲んだ人々は同じ直観と、その実現に向けた献身や希望を共有しており、無条件で無批判の親交が行われています。しかし中心となる「火」が燃え、集団に魂を吹き込むことができない場所では、創造的なインスピレーションを受け取る親交はできません。

3度ですべてを変える夜明けがありましたが、まだその光は不確かでした。4度では未開の道へ入っていくために同族の精神と団結する必要性が描かれています。

スプレッド

1.キャンプファイヤー
2.若い人々の集団

キャンプファイヤーは新しい価値観の直観です。

若い人々の集団は、共通の献身や希望を持って語り合うべき同族です。キャンプファイヤーによって魂を吹き込まれます。

リーディング結果

1.キャンプファイヤー:隠者逆
2.若い人々の集団:皇帝

隠者逆のキャンプファイヤー、孤独な探求ではなく開かれるための炎。

皇帝の人々、安定と秩序を維持するために共通の献身や希望を持っている、語り合うべき同族たち。

集団の親交というテーマのシンボルですから、隠者が逆位置で出ているのはしっくり来ます。

タロット対応

この度数のタロット対応はソード2/カップ6。

カップ6は感情的な相互交流のカードです。火を囲んだ人々が心を交わし合っている様子が感じられます。3度のカップ5で心に打撃を与えられて、それを補い合うグループが登場しています。「夜明けだ〜!」と涙した人に「そうだね、夜明けだね!」とよしよししてくれる人たちが現れる。

この交流もソード2の大目的のために行われています。心を交わし合うグループを通じて、再び自分を鏡で見るように2つの客観性を両立させます。

みなさんのカード

本日もトライありがとうございました!

3度

1度

サビアンシンボルからタロットのスプレッドやワークを作っています。「そのサビアンシンボルの意味を探る」のではなく、「その度数におけるその人の発達の状態」を読み解く取り組みです。しかし個人の発達状態を通じてサビアンシンボルの元型を透かし見ることもできるかもしれません。
参考にしているのはサビアン研究会での学びと、ルディア「An Astrological Mandala」「The Astrology of Personality」、ジョーンズ「The Sabian Symbol In Astrology」。

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